現在全国の地方新聞紙上において好評連載中の鈴木規夫の「ゴルフは心」を、
ご本人のご厚意により毎週1本づつ掲載したします。

Vol.474 鮫島純子さんに教えられた感謝の心

 
 今、自分の歩みを振り返ってつくづく思うことは、「人生は出会い」だということです。幸運にも多くの素晴らしい方々と出会いました。その人々に教えられ、助けられ、共感し、励まし合いながら、自分の生き甲斐を模索してきました。
 私の人生は自分自身が切り開いたなどとは到底思いません。出会った人々から与えられたものです。ただ、私はその時を懸命に生きようとしました。そして今の私があります。この人生は、出会った人々から授けられたものだと感謝しています。そんな思いを強くしたのが、鮫島純子さんとの出会いでした。
 日本資本主義の父と謳われる明治の偉人・渋沢栄一氏のお孫さんである鮫島さんは、お会いした当時94歳でしたが、きりっとした立居振舞いが印象的でした。
 当時も講演や執筆活動にご活躍で「何があっても、ありがとう」と、感謝の念の大切さを説く真心の伝道師です。
 お会いした時、こんなお話を伺いました。
 「設定した課題を冷静に乗り越えるためには、相手や周囲にお願いするのではなく、波長を常に合わせる努力をすること。つまり感謝することです」
 含蓄のある言葉です。感謝する心を常に持っていなければ、何かを成し遂げる糸口は見つからないということでしょう。
 さて、殺伐たるニュースが氾濫する今の世の中を見るにつけ、鮫島さんの言葉の重さを知るのです。それは、勿論ゴルフにも通じることです。
 感謝の念を持たないゴルファーが、ゴルフ場を傷つけ、他のゴルファーに迷惑をかけています。私達がゴルフを楽しめるのは、そこに美しい自然があり、ゴルフ場があり、先人たちの努力があり、多くの誠意あるゴルファーがいるからです。
 ゴルフを愛するなら、まずはそれらに感謝しようではありませんか。

プロゴルファー 鈴木規夫
1951年生まれ。「九州の若鷹」の異名をとり、溌剌たるプレーで活躍した。
通算20勝の内には、九州オープン5連覇、太平洋マスターズ2連覇がある。
1976年には全英オープンに挑戦。日本人として初めてメジャータイトルの
首位に立ち世界の注目を浴びた。
現在は、TV解説、コース監修、ゴルフイベントを通しての地域社会貢献活動、
ならびにプロ、アマチュア、ジュニアゴルファーの育成に力を入れている。

   
   

日本経済新聞出版社


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