現在全国の地方新聞紙上において好評連載中の鈴木規夫の「ゴルフは心」を、ご本人のご厚意により毎週1本づつ掲載いたします。

ゴルフは心イラスト Vol.595 プロフェッショナルとは?

 NHKの人気ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」をよく見ています。様々な分野でプロとして高い評価を受けている達人に、長期間密着取材してその仕事の流儀を解き明かしていくもので、プロとして、さらには人間として、学ぶべきことが多い興味深い番組です。
 先日、女優の吉永小百合さんが紹介されていました。冒頭で吉永さんはこう語りました。
 「60年やってきて、自分がプロだと思ったことはありません。でも、プロになるにはどうしたらいいのか。自分を見つめ直せたらと思います」
 プロに対する意識が高く、常に謙虚に「役」に向き合う姿勢が描かれて行きます。それを見た時の私なりの解釈ですが、吉永さんは演じることよりその人物に自分が移ろうという試みを続けます。実在の人物であれば、その人の生きた場所に行って、その空気を吸い、土壌を肌で感じて、自分がその人物に「移ろう」とします。クランインし、カチンコが鳴って、カメラが回った時には、すでに吉永小百合ではなくなっています。
 結局、プロとは?の答えを明確にしないまま、「プロかどうかは他人が決めるのでは?」というところに着地しました。
 なるほど、と思いました。自分がいかに「プロだ」と見栄を張ったところで、社会やファンの期待に応えられなければ、プロとは名ばかりの「なりすまし」でしょう。
 プロゴルファーにも当てはまることです。結果を求められる時、危機にさらされた時、そこで期待に応えてこそ、プロと言えるはずです。しかし、プロという資格を持っていても、期待に応えられないほうが多いものです。そこで、日夜努力を惜しまず、その努力を他人には見せない人がプロと呼ばれる資格を持つ人なのではないでしょうか。
 プロに繋がる私なりの座右の銘があります。 最高を目指し、最悪をも想定し、最善を尽くす。
鈴木プロ プロゴルファー 鈴木規夫
1951年生まれ。「九州の若鷹」の異名をとり、溌剌たるプレーで活躍した。
通算20勝の内には、九州オープン5連覇、太平洋マスターズ2連覇がある。
1976年には全英オープンに挑戦。
日本人として初めてメジャータイトルの首位に立ち世界の注目を浴びた。
現在は、TV解説、コース監修、ゴルフイベントを通しての地域社会貢献活動、
ならびにプロ、アマチュア、ジュニアゴルファーの育成に力を入れている。

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