現在全国の地方新聞紙上において好評連載中の鈴木規夫の「ゴルフは心」を、ご本人のご厚意により毎週1本づつ掲載いたします。

ゴルフは心イラスト Vol.589 
東京五輪に挑む50歳(成田真由美)の決意


 かつてその圧倒的な強さから「水の女王」と呼ばれた水泳界のレジェンドを御存知でしょうか。成田真由美選手。(1970年8月27日生)
 スポーツ万能だった中学時代、脊髄炎で下半身が麻痺し、さらに頸椎損傷の後遺症で左手も麻痺しました。それでも、アスリートの魂が消えることはありませんでした。23歳で始めた水泳で頭角を現します。25歳でパラリンピック(アトランタ大会)初出場。すると、いきなり50メートルと100メートルの自由形で金メダルを獲得します。それからというもの、成田選手のメダルラッシュが続きます。パラリンピックに4大会連続出場し、獲得したメダルは金15、銀3、銅2、合計20個の大記録を樹立しました。
 その後、一時現役を退いていた成田選手が50歳になった今、東京パラリンピック日本代表選手に選ばれました。「東京」に出場するために猛練習した成田選手は、まさに異例の代表に選出されました。
 そんな成田選手へのインタビューを見ていて、共感する言葉がありました。1日に20キロ泳ぐことに「練習はつらくはないですか」という質問を向けると「練習に楽な練習はありませんよ」とあっさり返しました。
 そう言い切る成田選手に新鮮な感銘を受けました。健常者と比べたら、障害を持った選手は水に入った時から楽ではないはずです。さらにほぼ上半身の力だけで20キロ泳ぐのですから、そのキツさは想像を絶するものでしょう。しかし、それを辛いとは言わない。練習なくして進歩がないことを悟り、自らに挑戦する決意に凄さがあります。
 ゴルフのレジェンド達もそうでした。練習の虫と言われるほど、打ち込んで、それをやり遂げた者でしか到達できない奥義を掴んできたのです。
 成田選手の姿勢は、アスリートの道標と言っていいでしょう。いかに練習するか。妥協しないことが、上達への道を切り開く唯一の方法です。
鈴木プロ プロゴルファー 鈴木規夫
1951年生まれ。「九州の若鷹」の異名をとり、溌剌たるプレーで活躍した。
通算20勝の内には、九州オープン5連覇、太平洋マスターズ2連覇がある。
1976年には全英オープンに挑戦。
日本人として初めてメジャータイトルの首位に立ち世界の注目を浴びた。
現在は、TV解説、コース監修、ゴルフイベントを通しての地域社会貢献活動、
ならびにプロ、アマチュア、ジュニアゴルファーの育成に力を入れている。

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